交通事故被害者相談に強い弁護士法人アルマでは、これまでに東北地方を中心に数々の交通事故事件を解決してまいりました。解決事例の一部を随時ご紹介しています。
依頼者のプライバシーを守る観点から、事案の内容を意味が変わらない程度に改変しています。 保険会社の提示額、傷病名、後遺障害等級、最終的な解決金額等(端数は省略)については、そのまま記載しています。
交通事故被害者相談に強い弁護士法人アルマでは、これまでに東北地方を中心に数々の交通事故事件を解決してまいりました。解決事例の一部を随時ご紹介しています。
依頼者のプライバシーを守る観点から、事案の内容を意味が変わらない程度に改変しています。 保険会社の提示額、傷病名、後遺障害等級、最終的な解決金額等(端数は省略)については、そのまま記載しています。
事故から数ヶ月後のご依頼だったので相手からの提示はありませんでした。
本件は、当初、保険会社が一括対応しておりました。受任後、すぐに保険会社に損害賠償額を算定した請求をし、保険会社は数週間で回答をしました。
その回答内容自体は、裁判基準から考えてもそれなりに内容のよい回答でしたが、より賠償額を上げるために再度交渉を続けたところ、そこから再度の回答までに半年以上経過する事態となりました。
この理由は、死亡された被害者の戸籍上の母(過去に養子縁組をされた)が被害者死亡時にはご存命でしたが、その後なくなられたために、遺族慰謝料請求権者として被害者の母の相続人が自賠責の遺族慰謝料を請求できることになっているため、そちらの対応が遅れていたようでした。
被害者とその戸籍上の母は、相当長期間連絡をとっていなかったようであり、被害者の実の相続人の方も面識がなかったようでした。
このような事情があり、かつ、弊事務所では当初何が問題となり保険会社の手続きが遅れているのかの説明がなかったことと併せて結果として時間がかかり依頼者の方にご迷惑をおかけすることとなってしまいました。
他方で、時間は1年くらいになってしまいましたが、賠償金額そのものは約3650万円という内容で示談ができました。