交通事故被害者相談に強い弁護士法人アルマでは、これまでに東北地方を中心に数々の交通事故事件を解決してまいりました。解決事例の一部を随時ご紹介しています。
依頼者のプライバシーを守る観点から、事案の内容を意味が変わらない程度に改変しています。 保険会社の提示額、傷病名、後遺障害等級、最終的な解決金額等(端数は省略)については、そのまま記載しています。
交通事故被害者相談に強い弁護士法人アルマでは、これまでに東北地方を中心に数々の交通事故事件を解決してまいりました。解決事例の一部を随時ご紹介しています。
依頼者のプライバシーを守る観点から、事案の内容を意味が変わらない程度に改変しています。 保険会社の提示額、傷病名、後遺障害等級、最終的な解決金額等(端数は省略)については、そのまま記載しています。
治療終了段階から依頼を受け、後遺障害の等級申請を行い、脊柱変形及び頚部の神経症状で併合11級に認定されました。当事務所に依頼をされた時点では、後遺障害の手続き未了であったため、保険会社からの具体的な金額提示はなし。
等級認定後保険会社と交渉したところ、事故状況に争いは無かったものの、同事故に対しての過失割合をどう評価するかが激しく争われました。また、その他逸失利益の算定についても争われました。金額が高額、かつ争点も複数あり協議では解決に至らず裁判となりましたが、裁判でも過失割合と逸失利益の基礎収入及び期間が争われました。
過失割合については、現場は相手方側に一時停止規制があり、相手は停車はしたとして一時停止したことを前提とした過失割合を主張していましたが、当方は相手方が停車はしたものの左右確認を全く行わないで飛び出してきたことから、一時停止をしていないのと同様の過失があるという主張を行いました。また逸失利益の基礎収入については、稼働可能年齢67歳までの収入について、特に定年後の収入をどのように算定するかで争いとなりました。
最終的に、裁判所から和解案が示され双方がこれを受諾したことで判決には至らず、既払金を除き約2200万円の支払いで和解となりました。