交通事故被害者相談に強い弁護士法人アルマでは、これまでに東北地方を中心に数々の交通事故事件を解決してまいりました。解決事例の一部を随時ご紹介しています。
依頼者のプライバシーを守る観点から、事案の内容を意味が変わらない程度に改変しています。 保険会社の提示額、傷病名、後遺障害等級、最終的な解決金額等(端数は省略)については、そのまま記載しています。
交通事故被害者相談に強い弁護士法人アルマでは、これまでに東北地方を中心に数々の交通事故事件を解決してまいりました。解決事例の一部を随時ご紹介しています。
依頼者のプライバシーを守る観点から、事案の内容を意味が変わらない程度に改変しています。 保険会社の提示額、傷病名、後遺障害等級、最終的な解決金額等(端数は省略)については、そのまま記載しています。
当事務所に依頼をされた時点では、保険会社の提示はまだされていませんでした。
まず、当事務所に依頼をされる前に、被害者は自賠責分の1,574万円を受領していました。
その後保険会社と賠償の内容について交渉したところ、事故態様を含む複数の点が問題となりました。
事故態様について、本件事故は信号のある交差点横断歩道上での歩行者と普通乗用車の衝突事故でしたが、被害者は青信号で横断歩道を渡っている途中に事故に遭ったと主張しているところ、相手方は警察に対し自身の対面信号が黄色で交差点に侵入した(=被害者側の歩行者信号は赤であった)と述べそのような指示説明による調書が作成されていました。
被害者の主張に沿えば相手方の一方的過失により生じた事故ですが、相手方の主張の通りだとすると被害者にも一定の過失が認められることになることになり、過失割合について対立がありました。また、慰謝料をはじめとする個々の損害額の算定についても双方で開きがありました。
最終的に、被害者が無過失、各損害額もこちら主張額そのままという、こちらの主張を全て認める内容での和解が成立しました。裁判にすれば、遅延損害金分を請求することが出来ましたが、裁判になった場合に被害者の過失がゼロになるかどうか微妙であり、遅延損害金がなくても、過失割合をゼロの方が、有利な内容であること、等から裁判まではせずに示談をするとの被害者の判断により、最終的に治療費や後遺障害に関する自賠責保健金等の既払分を除き約4,600万円を支払いとの解決となりました。