交通事故被害者相談に強い弁護士法人アルマでは、これまでに東北地方を中心に数々の交通事故事件を解決してまいりました。解決事例の一部を随時ご紹介しています。
依頼者のプライバシーを守る観点から、事案の内容を意味が変わらない程度に改変しています。 保険会社の提示額、傷病名、後遺障害等級、最終的な解決金額等(端数は省略)については、そのまま記載しています。
交通事故被害者相談に強い弁護士法人アルマでは、これまでに東北地方を中心に数々の交通事故事件を解決してまいりました。解決事例の一部を随時ご紹介しています。
依頼者のプライバシーを守る観点から、事案の内容を意味が変わらない程度に改変しています。 保険会社の提示額、傷病名、後遺障害等級、最終的な解決金額等(端数は省略)については、そのまま記載しています。
当事務所受任時点では保険会社から本人に対しては具体的な提示がされていませんでした。
当事務所が受任したのは、まだ被害者の方が入院中のことでした。症状固定前に、医師と面談し、本人や家族とも打ち合わせを繰り返し、症状固定後に自賠責の被害者請求をしました。
高次脳機能障害が残っており、記憶障害、見当識障害、計算能力の低下、感情の起伏が激しくなる、などの障害が残りました。
特に高次脳機能障害の場合は、家族と病院関係者と打ち合わせを繰り返し、症状を正確に把握することがまずは重要となります。高次脳機能障害は、寝たきりの場合とは異なり、必ずしも全てができないわけではないため、従前の生活状況と細かく比較しないと症状が見過ごされてしまうこともあるからです。
結果として、自賠責の認定は高次脳機能障害として、5級2号の認定がなされ、自賠責から1,570万円回収しました。
その後、保険会社と交渉しました。将来的に孫の世話をすることになっていたものの、事故時点ではまだ完全に同居はしていなかったために、一人暮らしと評価されうる被害者が家事従事者と言えるかが争点となりましたが結果的にはこちらの主張が認められ、自賠責の1,570万円の他に約1,600万円回収できました。